いい家にするために(間取編)

間取編

家づくり・家さがしをする際に一番楽しい部分といっても過言ではない間取。おしゃれで素敵な家を手に入れたいけど、「結局自分はどんな間取が良いのか?どう要望を伝えれば素敵な提案がもらえるのか?」そんなお悩みを持たれている方も多いと思います。

はじめて家<br>建てます子
はじめて家
建てます子

広い家が良いので、20帖のLDKに100インチのTV!収納は出来るだけ多め!洗面は2ボウル欲しい!6帖の子ども室が2つ!水廻りはキッチンと近く!パントリーも広く欲しい!

予算は出来るだけ安く抑えたいです!

営業マン
営業マン

なるほどですね!承知しました!

後日、改めてご提案しますね。

営業マン
営業マン

おすすめの間取りをご提案します。すごく良いですよね?

ご要望を全て取り入れたお家にすると〇〇〇〇万円になります。

はじめて家<br>建てます子
はじめて家
建てます子

〇〇〇〇万円は高いですね。

営業マン
営業マン

そうなりますと、LDKの20帖は守ったとして、収納は必要最小限、洗面は1ボウル、子ども室は4.5帖の家にするしかないですね。

はじめて家<br>建てます子
はじめて家
建てます子

そうなんですね、、。

(最初から言っておいてくれれば良いのに。)

これがはじめて家づくり・家さがしをされる方がよく陥るパターンです。

結論、いい家にするためには

提案してもらう前に提案してくれる人とたくさん会話しよう!

です。聞けばめちゃくちゃ基本ですが、これがいい家にするための大きなポイントです。


今はネットで資料請求が出来たり、SNS上でやりとりしてある程度、提案を受けれますので、このようになりがちです。

営業をかけられたくない。信用していない人にいろいろ教えたくない。などあると思います。

大丈夫です。最近はコンプライアンス遵守を重視している会社ばかりですので、一度断ればあまりしつこく営業して来ません。

信頼して会話できるパートナーをみつけましょう!

私が定義するいい家とは、住む人の意見が50%、提案する側の意見が50%入っている家をいい家と定義しています。経験上、そうなっている家が一番満足度が高いです。

要望を伝えるときは

まずは、皆さんが家で何をしているのか?を考えてみてください。

朝起きて、顔を洗って、トイレして、歯を磨いて、ご飯を食べて、また寝て。

あとは家で何をしますか?

何時に起きて、何時に会社に行きますか?おしゃれが好きですか?休みの日は何をしますか?本を読みますか?ゲームをしますか?人をたくさん招いてパーティしますか?映画鑑賞しますか?犬と戯れますか?お菓子づくりをしますか?

新居に住むならどんな生活をしたいですか? 

それを家族でたくさん会話してまとめておいてください。

それがあなたの家に求める要望です。

何畳欲しいや洗面が2ボウル欲しいなどは一旦おいておきましょう。
そこは営業マンや設計士が費用を考慮して提案する部分なので、お任せしてしまうのが良いです。

生活提案できない営業マンや設計士ならいい家にならないと考えて良いと思います。

建築基準法では、水廻り3点セット「トイレ、浴室、流し台(キッチン)」+就寝可能な部屋があるものを「住宅」と定義されています。

浴室はなくても住宅とみなす行政機関もあるようですが、寝れて、水を使えて、排泄出来ればとりあえず住宅と言います。

あとは光に当たらないと人間はおかしくなるので採光の義務もあります。

狭いところも人間はおかしくなるので、天井の高さの決まってたりします。

他にも換気のことなど、法律的な決まりごとはたくさんありますが、半畳あれば座れて、一畳あれば寝転べますから、

極論、一人暮らしであれば窓があって、広さが3坪くらいあれば住宅として成り立ちそうです。

間取を考える際にはこの極論の3坪からスタートして考えてみましょう。

毎日銭湯に行くならお風呂はなくて良いですよね?

洗面所も贅沢品です。キッチンの流しがあれば、歯磨きも出来るし顔も洗えますよね?

これは極論過ぎますが、、、笑

まぁ半分冗談で、半分本当に言ってます。

必要最小限から、どんな生活をしたいかを見直してそこから肉付けする感じで考えていきましょう。

改めて生活を見直すことがとても大切です。そうすると、無駄がなく満足度の高い家になります。

どんな生活をしたいのか。それを営業マンや設計士に伝えるのです。
実際にあってたくさん会話をしてみましょう。私生活を丸裸にするといい家に出会えます。

それがいい家になる一つのポイントです。

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